Husserls Logik (5)

独立的表象と非独立的表象の話。フッサールはどこまでフレーゲを吸収したのか。非独立的表象はここでは（表象の）結合形式と呼ばれているが、結合形式そのものと、それに「未規定な対象表象」（ラッセルのthe variableのようなものだろうか）を補完したもの、そして表象を補完したものという三つが考えられている。私は勝手にλx.Px、Px、Pa（xは個体変項、aは個体定項として）だと思っている。さらに次のセリフ。

Die Verbindungsformen hingegen sind, wenn sie sozusagen in lebendiger Funktion genommen werden, nicht Vorstellungen. Ihnen entsprechen aber Vorstellungen, wenn wir sie herausheben und mindest durch unbestimmte Beziehungsglieder ergänzen. (S. 57)

非独立的表象は生き生きした作動／関数においては、独立的表象ではない。