2005-01-01から1年間の記事一覧

永井均、『これがニーチェだ』、講談社、1998.

とても素晴らしい本だ。「倫理学」に関するこの人の著述にはいつも感嘆させられる。*1 何度も繰り返しておくれ、私のこの人生よ。寸分たがわぬこのままで。ーーそれは私の生とこの世界を、外から意味づけているのではない。私の生とこの世界そのものを、それ…

本日から数日、更新が止まると思います。どうみても帰省です。本年もありがとうございました。

Monte Ransome Johnson, Aristotle on Teleology, Oxford University Press, £45. Jan Westerhoff, Ontological Categories: Their Nature and Significance, Oxford University Press, £35. Christopher Grau, Philosophers Explore The Matrix, Oxford Uni…

Upshaw, Zinman/London Sinfonietta, Gorecki: Symphony No.3, 1991. かなり久しぶり。高校生の時よく聴いた。衝撃は今も変わらない。 aiko, 夢の中のまっすぐな道, 2005. Rachmaninoff, Stokowski/Ormandy, Rachmaninoff: Piano Concertos No. 2,3, 1929/40.

firefox

遅ればせながらfirefox 1.5入れました。locale-jaが出てくるのを待ってたもので。描画が速くなりましたね。すごいすごい。

Sherrilyn Roush, Tracking Truth: Knowledge, Evidence, and Science, Oxford University Press, £40. Ingmar Persson, The Retreat of Reason: A dilemma in the philosophy of life, Oxford University Press, £55. Harvey R. Brown, Physical Relativity…

Jamiroquai, Emergency on Planet Earth, 1993. Horowitz, Horowitz plays Rachimaninov & Liszt, 1962-69.

S.ブラックバーン、『ビーイング・グッド 倫理学入門』、晃洋書房、2003.

倫理哲学の小さな入門書。第一部でそもそも倫理学など不可能であると言いたくなる理由(相対主義や進化論、決定論など)への反論、第二部でいくつかの倫理学上の概念(欲望、快楽、自由など)について、第三部で倫理学の基礎について。第一部はとてもよい。…

J.S.リグデン、 並木雅俊訳、『アインシュタイン奇跡の年1905』、シュプリンガー・フェアラーク東京、¥2500. Miklós Rédei (ed.), John von Neumann: Selected Letters, American Mathematical Society, $59. フォン・ノイマン書簡選集。 Ralph Pred, On…

Marillion, Holidays in Eden, 1991.

今日は研究会。その前に集まってカレーを食う。長々と研究会。飲みにいく。帰る。寒い。違う。そこから先へ行ってはいけない。

プラトン、種山恭子訳、『プラトン全集12 ティマイオス クリティアス』、岩波書店、¥4410. Adi Ophir, The Order of Evils: Toward an Ontology of Morals, The MIT Press, $38.5. 悪と他者。 Margrit Shildrick & Roxanne Mykitiuk (eds.), Ethics of the B…

Corea/Holland/Altschul, A.R.C., 1971. Bill Evans Trio, Portait in Jazz, 1959.

さらにDover

こないだ某氏から教えていただいた情報ですが、Doverはモデル論の入門書として有名な↓も再版するようです。amazon.co.jpにリンク。 A. B. Slomson & J. L. Bell, Models and Ultraproducts: an introduction, Dover, 2006/06/26. 私は昔、古本で手に入れたの…

松永俊男、『ダーウィン前夜の進化論争』、名古屋大学出版会、¥4200. R.ドロワ、藤田真利子訳、『娘と話す哲学ってなに?』、現代企画社、¥1260. Christopher Peacocke, The Realm of Reason, Oxford University Press, £15.99. 2003年刊のペーパーバック…

大阪へ行ってました。シャンパン飲んでチョコレートケーキ食べました。帰りました。

W.シュヴァイドラー、有福孝岳監訳、『形而上学の克服 近代哲学の終焉』、晃洋書房、¥3990. I. ジェイムズ、蟹江幸博訳、『数学者列伝 オイラーからフォン・ノイマンまで I』、シュプリンガー・フェアラーク東京、¥1800. Michael P. Lynch, True to Life: …

ちょっとだけ旅に出ます。すぐ帰ってきます。

David Rosenthal, Consciousness and Mind, Oxford University Press, £21.99. ローゼンタールの論文集。 JC Beall & Bradley Armour-Garb (eds.), Deflationism and Paradox, Oxford University Press, £45. デフレ主義真理論の論文集。 JC Beall & Greg Re…

Journey, Trial By Fire, 1996.

高尾利数、『イエスとは誰か』、日本放送出版協会、1996.

新約聖書の福音書のうち、マルコをマタイとルカから切り離し、その元となったと考えられる原マルコを探りながら、人間としてのイエスの姿を提示する。ヨハネがほとんど出てこないのが気になる。教会での講話らしく、ところどころで現代文明批判が出てくるが…

松本潤一郎・大山載吉、『ドゥルーズ 生成変化のサブマリン』、白水社、¥2310. 廣松渉、『マルクスの根本意想は何であったか 増補改訂版』、情況出版、¥2100. Paul Horwich, Reflections on Meaning, Oxford University Press, £16.99. ホーウィッチの論文集…

slayer, decade of aggression, 1991. John Coltrane, Coltrane, 1962.

夕方から出かけそれにしても彼は修論の憂さ晴らしとはいえ酒を飲みすぎではないかと思いつつしかし彼の肝臓が壊れるとしても修論の提出後になったりするような運のよい奴なんだと思いながら別所で私も酒を飲み寒風の中を帰る真冬の深夜。

富田恭彦、『観念説の謎解き ロックとバークリをめぐる誤読の論理』、¥2310. 「捏造されたロック像をクワイン流自然主義の視点から解体」するそうです。 日本哲学史フォーラム編、『日本の哲学 6 自己・他者・間柄』、¥1890. T.スタッフォード・M.ウェッ…

John Coltrane, One Down, One Up, 1965. 例のカルテットの最終年のライブ。今年出た音源らしい。`Afro Blue'がとても素晴らしい。フェードアウト残念。

滝凍結

最近の寒波の影響で、袋田の滝が凍結したらしい。写真。とてもきれいだ。

Nicholas Georgalis, The Primacy of the Subjective: Foundations for a Unified Theory of Mind and Language, The MIT Press, $36. 意識の第一人称的、非現象的内容と言語哲学上の問題について。 Jean Baudrillard, The Conspiracy of Art: Manifestos, T…

ある寒い日の猫と犬

こちら。ほのぼのする。

カテゴリー論 (27)

順調に進んでいたが、先に飲み会が始まってしまったので、一時間ほどで止めて合流した。正しい判断であった。