志向的意味の独立性は充実の独立性から分かる。つまり、意味が独立かどうかはその充足条件（真理条件）を見ればいいということだ。

論理法則の判断を、概念（の外延）間の判断に読み替える。 これにてこの本の本文は読了した。かれこれ２年半に渡ったこの読書会は終了。近々打ち上げをやる予定。

少しだけ。自然科学が発展しても、それをどう解釈するかは別の仕事として残る、など。フッサールには、科学は根本的に間違っており哲学がそれを修正できるのだとか、科学は基礎を欠いていて不十分であり、哲学に依拠しなければまともではない、といった意味…

Ｆ．エマニュエル、竹本健訳、『ニュートンの宗教』、法政大学出版局、¥2625. Ｊ．ハスラム、角田史幸・川口良・中島理暁訳、『誠実という悪徳 Ｅ･Ｈ･カー1892-1982』、現代思潮社、¥6720.