Husserliana Band 24 (13)

少しだけ。自然科学が発展しても、それをどう解釈するかは別の仕事として残る、など。フッサールには、科学は根本的に間違っており哲学がそれを修正できるのだとか、科学は基礎を欠いていて不十分であり、哲学に依拠しなければまともではない、といった意味での基礎づけ主義は基本的には無いことで同意する。テキストからはそういう匂いはするわけだが。