過去を変える中国

先日の一連の反日行動に関しては、日本国内では中国の内政問題といった方がいい(ゆえに我々にはさして責任があるというわけではない)ということになっているようですが、そもそも一体何が起こっているのか、というレベルでかなり情報が不足している。海外マスメディアの報じることや、在中国の日本人やイギリス人等のblogを見ていると、日本のマスメディアの伝えることはかなり一面的であると思えてくる。

別に中国の見方をしたいわけではない。メディアに伝えられた中国政府の主張を見れば、変なことはほぼ明らか。しかし、明らかであるがゆえに疑問を感じる。みんなが当り前であると受け入れていることを、まさにそれゆえにこそ疑問に思うのは、哲学を学ぶものの悪い癖だろうか。