カテゴリーの予習。一週間やってないだけでけっこう忘れている。まずい。

6月の発表に向けていろいろと考える。言いたいことはたくさんあるのだが全然まとまりそうにない。集合とは概念の外延であるという考えはカントールの考えからは異質である、集合論に包括原理は必要ないという方向に向かっている。もともとカントール集合論は、方程式を始めとする計算方法に依存しない様々な関数を扱っていた解析から発しているのであり、カントール自身も集合の存在に何らかの規則(特に計算可能な規則)が必要なわけでは無いと入っている箇所もある。ツェルメロが「確定的な」述語についてなおざりだったのも、それはおそらくそもそも述語なんてどうでもよかったからと考えることもできる(一応、論拠もある)。述語によって集合を指定するという考えの代わりに提起することができるのが、ベルナイスの言う「組み合わせ論的見方combinatorical view」ってやつなのだが。それって何。何も考えていないだけなのか否か。