2006-04-15から1日間の記事一覧

W.G.ライカン、『言語哲学 入門から中級まで』、勁草書房、2005.

とてもいい本だった。言語哲学の基本的な問題について、古典的見解とそれに対するいくつもの異議がきちんと解説されている。入門書としてかなり適してるだろう(とはいえ、本当の入門者は解説してくれる人がいないときついだろうけど)。最後の隠喩論は言語…

堀川哲、『エピソードで読む西洋哲学史』、PHP研究所、¥966. C.レヴィ=ストロース、早水洋太郎訳、『神話論理 1 生のものと火を通したもの』、みすず書房、¥8400. 渡辺公三・木村秀雄編、『レヴィ=ストロース『神話論理』の森へ』、みすず書房、¥273…