2005-08-24から1日間の記事一覧

つぶやき

俗世の聖職者でありたい。俗世から切り離された聖なる世界の住人ではなく、俗世にありながら俗世と戦いつつ過ごす人間ではなく、俗世そのものが聖なるものであるような生き方。非常に身近で小さなことそれぞれが聖なることであるような。知り合いと馬鹿話を…

R.デーデキント、『数について』、岩波書店、1961.

有名な切断の概念によって有理数の無限集合から実数を定義した「連続性と無理数」、自己の中への単射による連鎖を用いて自然数論を展開した「数とは何か、何であるべきか」の二つを収録。かなりクリアな論文で、デデキントのスマートさがよく分かる。こうい…

今日は忙しい一日だった。

A.C.グレイリング、栗木さつき訳、『考える快楽』、日本放送出版協会、¥1785. J.クレーリー、岡田温司監訳、『知覚の中吊り 注意、スペクタクル、近代文化』、平凡社、¥7560. 絵画と知覚。