2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜかかなり疲れている。気分も落ちているし。大学へ。今日は卒業式のようだ。知り合いの女性にあったが、名乗られるまで誰だか分からなかった。服装でずいぶん変わるものだ。卒業おめでとうございます。入学年度は私と同じだった気がしますが。早急に必要…

Theoria

Theoria vol. 70-2/3はMcDowellの哲学特集。目次はこちらで見られる。Brandomが書評を書いているこの本は何だろう。

Robert S. Wolf, A Tour through Mathematical Logic, Cambridge University Press, £25. 論理学の教科書。初歩から集合論(独立性証明も)、帰納関数論、モデル論、構成数学まで。400ページとはいえ、かなり詰め込まれてそうだ。 ジャン=リュック・ナンシ…

lattice

深夜、3時間休みなくカテゴリー論の予習。まだlatticeのところで、代数的閉包がどうのこうの。相当に消耗する。くたくたになったので寝る。

昼食を食べに出かけたら、交差点で向こうから見たことのない人が親しげに話しかけてくる。実態は髭を剃り髪を切ったid:faa氏だった。ずいぶん印象が変わった。私としては、前の方が胡散臭さを濃厚に漂わせていて彼らしいと思っていたのだが。酒を飲んで赤ら…

昨日に引き続き、レクチャー。昼食。ちょっと一休み。またレクチャー。縦横無尽に線形代数を駆使しながら進む論理学。こうも"real mathematics"が駆使されているのを見ると、論理学が数学に基礎を与えるとかいう伝統的な話はどうなったのだろう、とふと思う。

Yemina Ben-Menahem (ed.), Hilary Putnam, Contemporary Philosophy in Focus Series, Cambridge University Press, £15.99. パトナムについて論じた論文集。とりあえず買いか。 J.ロールズ、坂部恵監訳、『ロールズ哲学史講義 下』、みすず書房、¥4400. …

これ、リンクしておきます。いろいろと思うことあります。

政経羅針盤

作者のページによると 「いわゆる右翼は保守に、左翼はリベラルに対応しますので、ご注意ください。」 だったのですね。なる。やっぱ俺が無知なだけ。昨日のぞんざいな言葉は削除しておきます。ページ表示に関わる拡張で私のFirefoxに入っているのは、Adbloc…

ちと再構成

もちろん、理解でき、かつ再構成できる範囲で。論理学における「本質主義essentialism」と「実存主義existentialism」*1について。どうやら本質主義と呼ばれているものは、ある論理の解明に対してメタ論理の存在を仮定した上で話をしようとするやり方のよう…

雨の水曜日

ワークショップに出かける。ジラールの話は少し分かった。そして面白かった。直近の予定たち。 カテゴリー予習 〜28日 論文書き 〜31日 Sheaf Semantics 4月中くらい。 ・・・とりあえず頑張(り/ってみ)ます。

Walter Ong, Ramus, Method, and the Decay of Dialogue: From the Art of Discourse to the Art of Reason, University of Chicago Press, $22.5. 中世論理学者のラムスについて。 Patricia Pisters (ed.), Micropolitics of Media Culture: Reading the Rh…

Political Compass Japan

こないだやったPolitical Compassの日本版が出てます。こちら。ただの翻訳ではなく、質問も変わっているようです。・・・(゚Д゚)ハァ?結果ページがFirefoxだと正常に表示されないぞ。一応ソースを見ると出てきたので、結果は 保守・リベラル度 -2.19 右・左度 1.…

コピーしたもの

で、いろいろとコピーしたわけですが、その中でも Benjamin Werner, "Sets in Types, Types in Sets", in M.Abadi & Y.Ito (eds.), Theoretical Aspects of Computer Software, Lecture notes in Computer Science vol.1281, Springer, 1997, pp. 530-546. …

Ready to go!

イギリス滞在中の親友に頼んでおいたHájek & Pudlákが届く。とても嬉しいので、机の上の書棚に並べてしばらく悦に入る。午後よりお出かけ。数理研に行っていろいろとコピー。それからある人の送別会(というか慰労会)へ。こういう会にどれだけ人が集まるか…

John Peters, Courting the Abyss, University of Chicago Press, $29. 言論の自由について。 Lars Svendsen, A Philosophy of Boredom, University of Chicago Press, $24.95. 退屈について。 Giorgio Agamben, Kevin Attell(tr.), State of Exception, Uni…

Petronas Malaysian Grand Prix

F1

ルノー凄い。アロンソはフィジコとは違ってマシンバランスが大きく崩れるということもなく。素晴らしい走りだった。ある意味ではルノーより、トヨタに拍手。初の表彰台。去年とはまるで違うチームのようだ。ドライバーとガスコインの力なのだろうか。今後に…

そっか、analytical phenomenologyという言い方はすでにあるのですね。まあ私が興味あるのはtype-theoretical phenomenologyだな。なんだこれ。

カテゴリー論(2)

がしがしとやる。3時間くらい。たくさんやったつもりでも2ページ。宿題として残しておいた、「有限生成群の部分群は有限生成群である」の証明がうまくいかない。生成元が一つ(巡回群)の場合は簡単にいけるのだが、同じ論法でやろうとしてもどうも。もう…

異動

言語哲学の有名人、Paul HorwichがCity University of New YorkからNew York Universityへ。CUNYの後釜は誰だろう。

Michael Fisher, Dov Gabbay & Lluis Vila (eds.), Handbook of Temporal Reasoning in Artifical Intelligence 1, Elsevier, £114. Erich Klement & Radko Mesiar (eds.), Logical, Algebraic, Analytic and Probabilistic Aspects of Triangular Norms, El…

Credo for four-dimentionalism

哲学の話ではありません。ネタなので決して本気にしないように。

問題

こないだずっと考えていた問題。 からへの全射の関数が存在する。 証明はこんな感じではないかと。この証明はACを使っているが、考えていたのはACを使わない証明。そっちの証明は自信がない。 カントールの定理より、 である。いま、と置こう。するとか…

Kevin S. Decker & Jason T. Eberl (eds.), Star Wars and Philosophy: More Powerful Than You Can Possibly Imagine, Open Court, $11.67. 何だろうこれ。 Herman Stark, A Fierce Little Tragedy: Thought, Passion, and Self-Formation in the Philosoph…

Dream Theater, Live at Budokan, 2004.

PrimoPDF

他の人が使っているのを見て知りましたが、PrimoPDFはなかなかよさそうですね。フリーソフトでフォント埋め込みのPDF作ってくれるし、操作もけっこう簡単だし。Windows用だけですが。日本語紹介記事はこちら。

ラッセル

ちょっと間が空いた。今までの議論の応用であるか、はたまたこちらのやる気がないか知らないが、つつがなく進む。

Pacific APA on Phenomenology

来週サンフランシスコで行われる予定のPacific APAの現象学部会はT.HoganとG.Strawsonがキャンセルしたのでどたばたしてましたが、空いた穴の一つにD.Chalmersが入るとのこと。ここに予定原稿が挙がってます。ざっと眺めるところ、現象内容についての話のよ…

証明論研究会

流れてきました。プログラムはここ。Girardのレクチャーは聞きに行かなきゃ。

Giovanni Boniolo, Paolo Budinich & Majda Trobok (eds.), The Role of Mathematics in Physical Sciences, Springer, €90.95. 現代物理学における数学の役割についての哲学的考察。 Bob Avakian & Bill Martin, Marxism and the Call of the Future, Open …