2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧
ARRL International DX Contestに参加する。やはり久しぶりだと感覚がずいぶん鈍っている。反応が遅いし。今回も定在波が回り込んで受信不能になったり、同調点が分からなくなったり(どれがIp計だが分からないし、バリコンの値分からないし)、コイルが焼け…
D.Vanderveken (ed.), Logic, Thought and Action, Logic, Epistemology and the Unity of Science 2, Springer, €212.93. R.Frantz, Two Minds, Springer, €99. 特に経済学の発展における、分析と直観の役割。 R.Frey & C.Wellman, A Companion to Applied …
2004年のTuring賞はインターネットの基本的なプロトコルであるTCP/IPの提唱者V.CerfとR.Kahnに決まった。正式発表。Turing賞についての日本語解説はこちら。
時間感覚ややる気を含めかなりのものが崩壊。嫌になったので気分転換に出かける。
E.Lepore & H.Cappelen, Insensitive Semantics, Blackwell, £19.99. 文脈を意味論にどのように取り込むか。 W.Dunham, The Calculus Gallery: Masterpieces from Newton to Lebesgue, Princeton UP, $29.95. 解析史の一次文献。 A.Elitzur, S.Dolev & N.Kol…
V.Ashkenazy, Chopin: Mazurkas, 1977-85. Dizzy Mizz Lizzy, Rotator, 1996.
クロールのアレは3月頭くらいからの予定。
やる気が薄いので手を動かすことをする。帰納関数論。確かに集合論での絶対性の話と似たようなことをしている。計算可能性と集合論の関わりは最近盛り上がっているようだけど。それにしてもやる気が薄いなぁ。生活リズムが崩れると途端に気力が無くなるのは…
西尾孝司、『ベンサムの幸福論』、晃洋書房、¥2800. 野家啓一、『物語の哲学』、岩波書店、¥1365. 増補して岩波現代文庫へ。 M.Cohen, Wittgenstein's Beetle and Other Classic Thought Experiments, Blackwell, £9.99. 哲学における有名な思考実験を集成。…
Dream Theater, Six degrees of inner turbulence, 2002. Pat Metheny Group, We live here, 1995.
水槽の中の脳です。研究室の飾りにでもどうぞ。
標準的な議論によれば、だいたい合理的な振る舞いをする行為者にのみ、心を帰属することができる。我々*1が合理的にその振る舞いを解釈できる行為者にのみ、例えば信念を持つという状態を帰属することができる。さて、このために必要とされる合理性は「だい…
M.PotterにあったNotre Dameのオファーは断ったそうだ。そりゃ集中しすぎだよな。日本だとこの季節、いろいろと異動や採用の話を聞きますね。
P.Mosses, Action Semantics, Cambridge Tracts in Theoretical Computer Science 26, Cambridge UP, £30. 表示意味論と操作意味論の中間に位置するプログラム意味論。1992年刊のペーパーバック。 A.Martinich & D.Sosa (eds.), A Companion to Analytic Phi…
(昨日の続き)主体は中心にいない。意識は中心にいない。欲望はまったく異なるところで運動する。だから、自己知が不十分であり、正当性の根拠として十全ではないのは当然の現象である。自己知が十全であるのは、もともと自己知など求められない状況下にお…
HumeはDesign Argumentによる神の存在証明は帰納的推論である、と言ってるが、たぶんそれはHumeの誤解です。詳細は気が向いたら書きますが。とりあえず、 E.Sober, Philosophy of Biology, 2nd ed., pp. 33-36 の明快な議論を参照のこと。
generic extended model M[G]の諸性質について。一時間でレンマと定理一つづつ。ここに来てなかなか進まない。山はもっと先にありますよ。M[G]を作るのに使うvalが何をしているのかについて紛糾中。
内田浩明、『カントの自我論』、京都大学学術出版会、¥3990. 遺稿集を主眼に研究する。 市倉宏祐、『和辻哲郎の視圏』、春秋社、¥2625. 最近は何をしておられるのだろうと思ってましたが、和辻論を書いていたのですね。 木田元、『新人生論ノート』、集英社…
(昨日の続き)さてそして、私の自己知に対する疑念は、まさにこのような場合を念頭に置いているからこそ生まれる。他人からの信念、欲求に対する問いかけに答えて責任を果たす場合に、自己知がその正当性の根拠となるわけだが、このような応答は、問いかけ…
ので、mathabxをここにしたがってインストールする。しかしどうもうまくいかない。documentclassにjsarticleを使うと、 ! LaTeX Error: Command `\asterisk' already defined. と怒られる。jarticleだとこのエラーは出ないが、どうもフォントが足りないらし…
K.ポパー・J.エクルズ、大村裕他訳、『自我と脳』、新思索社、¥6800. 合本して新装版。 川添信介、『水とワイン』、京都大学学術出版会、¥3150. 13世紀における哲学と神学の対立について。水は哲学、ワインは聖書のこと。 M.ヘンゲル、土岐健治・湯川…
自己知self-knowledgeについて。この間、この手の話題に詳しい人たちと話していたら、どうも話がかみ合わない。私はどうも自己知に関して特殊な考えを抱いているらしい。先週一気に書いたものだが長いので3回に分ける。自己知についての話題は分析哲学の中…
香川県から帰ってきました。詳細はまた後で書いていくつもり。とりあえず更新。
J.Cory, Business Ethics, Springer, €49.95. H.Duncker & K.Priess (eds.), On the Uniqueness of Humankind, Wissenschaftsethik und Technikfolgenbeurteilung 25, Springer, €64.95. D.Kolak & J.Symons (eds.), Quantifiers, Questions and Quantum Phy…
こちら。これでおしまい。ページは全部一日目と同じ。
こちら。ページ自体は昨日のものと同じ。
こちらにページを作りました。
Perlman/Ashkenazy, Beethoven: Violin Sonatas No.9,5, 1973/74. Ensemble Modern, Reich: City Life, etc., 1997/98/2002.
私の専門は数学の哲学のつもりだが、科学哲学についてほとんど知らない(科学哲学、という名で呼ばれているものはたいてい「経験科学の哲学」であり、その知識が数学の哲学で使えるかどうかはすぐには明らかではない)のでこの本は非常に参考になった。特に…
新刊本ではないので別掲にしますが、 D.Nolan, David Lewis, Acumen, 2004. というルイスの概説書と D.Hesseling, Gnomes in the Fog: The Reception of Brouwer's Intuitionism in the 1920s, Birkhäuser, 2004. というブラウワー本の評判がかなりいいよう…